不眠症とは
不眠症とは、睡眠に関する一連の問題を指します。典型的な不眠症状として、眠りにつくまでに時間がかかる「入眠困難」、夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」、朝早くに目覚めてその後眠れなくなる「早朝覚醒」、眠りが浅い・眠った気がしない等の熟眠障害といった症状が良く見られます。
不眠症が慢性化することで、日中の慢性的な疲労感、集中力の低下、情緒不安定、食欲不振などを引き起こし、日常生活に大きな影響を与えます。不眠症は、短期間で自然に解消されることもありますが、慢性化すると自力での改善が難しくなります。
不眠症の要因
不眠症はストレス、身体的な健康問題、薬剤の副作用など、さまざまな要因によって引き起こされるため、原因に応じた適切な対応が必要です。長期にわたる不眠は、眠れないことへの不安や恐怖を生み、さらに睡眠を妨げる悪循環に陥ることがあります。
睡眠不足や睡眠障害が長期間持続すると生活習慣病やうつ病などにかかりやすくなると言われます。こうしたことから、睡眠障害は放置せず、適切に対処することが肝心です。
このような症状はございませんか?
- なかなか眠れない
- 一旦夜中に起きると再び眠れない
- 熟睡できず疲れが残る
- 日中も眠たい状態が続く
- 寝るとき脚がムズムズしてよく眠れない